先週末、京都へ行ってきました!
秋深まる中、紅葉狩り♪
とはいかず、京都大学にてお勉強です。
写真は京大にいくまでの間に立ち寄ったお寺の境内でのもの。
一面、黄色の絨毯で、とっても素敵でした!
今回参加したのは、日本緩和医療薬学会の教育セミナー。
今回の教育セミナーは興味をひくものばかり!
小児の緩和ケア、大腸がんの化学療法、鎮痛補助薬、緩和ケアの臨床倫理…などなど
特に、【小児の緩和ケア】については、学べる機会が少ないため、この日を楽しみにしていました。
小児の場合、疾患も様々ですし、体重も数kgから大人ほどの体重まで幅が広く、標準化は難しい。
特に、乳幼児の場合、代謝も大人とは異なるため、更に気を付けなければなりません。
また、お子さんの場合、痛みを正確に伝えることができなかったり、我慢してしまう傾向が強いということ。
たからこそ、私たちが気付いてあげなければなりません。
また、【鎮痛補助薬】については、自分の勉強が足りないと最近とても悩んでいます。
患者さま、特にがん患者さまは、痛みだけでなく、複数の苦痛症状を経験されています。
基本的な鎮痛剤で痛みや苦しみをコントロールできる方も多くいらっしゃいますが、それだけでは難しい『難治痛』を訴える患者さまに遭遇するケースがありました。
痛み止めを増量しても、痛みはとれなかったり、副作用が強くでてしまったり。
そういったときの補助薬の選び方や使い方、そして使用時の注意点など、学ぶことができました。
また、基本的な鎮痛剤で痛みのコントロールができている患者さまでも、数日後には不快な想いをされたりするケースもあります。
その時に、「気付いて、医師に提案したりできる、そんな薬剤師であってほしい」と演者の先生からの言葉が印象的でした。
今回のセミナーでは、【気付くことの大切さ】をはじめ、たくさんのことを学ばせてもらいました。
患者さま、そのご家族、そして地域の皆さまの頼れる薬局、薬剤師になるために、これからも日々研鑽を積んでいきたいと思います。