カテゴリー: 調剤薬局
新しい一歩👣
4月から、お薬をお届けする介護施設が増えました🌸
いわゆる、在宅医療の中でも施設在宅というもので、
施設に入居されている患者さまのお薬の管理、服薬指導、処方提案、体調管理などを行います。
私たち、ファインメディカルでは、
より安心な、より安全な、よりその方に合った医療を提供できるよう
多職種の連携を大切にしています。
今回の介護施設も、私たちの想いに共感され、ご縁をいただきました♥
そんな新しい介護施設に、
在宅医療にはじめて携わるK社員。
ちょっぴり、緊張ぎみ…笑
お互いの業務の中で、なかなか一緒に話せる時間も少ないので
今日は、朝からモーニング片手にミーティング☕
このあと、一緒に往診にも同行し、ドクターと施設スタッフさんと、患者さまのことを話し合える特別な時間を共有できました♪
多職種連携って…
おはようございます!
すっかり春らしくなってきましたね。
というより、もう初夏のような暖かさ🌸
こちらは、豊田市内にある桜並木。毎週木曜の通勤ルート🚗
豊田では、市をあげて多職種での在宅医療に力をいれています。
もちろん、宝町店、今町店でも、個人宅や施設ともに在宅医療を積極的に行っています!
その中で、中心的な存在である病院で、毎週、朝にカンファレンスが行われます。
今日もそのカンファレンスに参加し、患者さまのこと、4月以降の診療報酬改訂のこと、どうしたら連携がもっとスムーズになるのか?などなどたくさんのことを話し合う時間を過ごしました。
実は、昨日も、豊田の基幹病院で緩和ケアにおける多職種連携の会に参加したんです。
そういう場面で、よく感じることは
「多職種連携」って言葉はよく耳にしますが、やっぱり大事なのは「顔の見える関係」ということ。
顔が見えるからこそ、患者さまのことを色々と本音で話せるんですよね。
そういう時間はとても有意義で、薬剤師としてのやりがいを強く感じられます。
地域に根付いた薬局、薬剤師になるためにも、今日も調剤室を飛び出して頑張ります!!
日本臨床腫瘍薬学会にいってきました!
先週末、日本臨床腫瘍薬学会に参加しました!
ん? 腫瘍薬学会??
それって病院に勤めてる薬剤師の学会じゃないの?
なんて思われる方もいらっしゃるかもしれません。
抗がん剤は研究・開発が進み、今や入院ではなく通院(外来)で抗がん剤治療をうけ、薬局で抗がん剤をもらう時代。
現に、名古屋市中村区の店舗では、目の前の名古屋第一日赤病院で抗がん剤治療をうけている患者さまへお薬をお渡ししてます。
また、他の店舗でも、かかりつけ薬剤師の普及とともに、がん患者さまの処方せん、そして相談をうけるケースも増えています。
あわせて、在宅医療の現場でも、同じように抗がん剤治療を受けている方はたくさんいらっしゃいます。
そんな時代、薬局薬剤師も抗がん剤治療についてしっかり理解し、地域のがん医療において患者さまやそのご家族をトータル的にサポートする必要がある!
ということでできたのが、外来がん治療認定薬剤師なんです。
今回参加した学会、日本臨床腫瘍薬学会が認定しており、学会のHPには
外来がん薬物療法および関連する領域の知識・技術とがん患者のサポート能力を備えた薬剤師を養成し、国民の保健、医療、および福祉に貢献するために、「外来がん治療認定薬剤師認定制度」を設けています。
と明記されています。
今回の学会でも、病院だけでなく薬局の薬剤師の方々の活躍が多数みられ、とても勉強になりました!
次回は、その学会の中で印象に残った発表をお伝えしたいと思います♪
会社見学会
2019年度卒 会社見学会 実施中です♪
本日も、カスタマイズコースを約2時間半かけて、ご一緒させていただきました!
お申し込みはこちら ↓
https://job.mynavi.jp/19/pc/corpinfo/displaySeminar/index?optNo=8XUkyC&corpId=91744
気付ける薬剤師 ~緩和医療薬学会~
先週末、京都へ行ってきました!
秋深まる中、紅葉狩り♪
とはいかず、京都大学にてお勉強です。
写真は京大にいくまでの間に立ち寄ったお寺の境内でのもの。
一面、黄色の絨毯で、とっても素敵でした!
今回参加したのは、日本緩和医療薬学会の教育セミナー。
今回の教育セミナーは興味をひくものばかり!
小児の緩和ケア、大腸がんの化学療法、鎮痛補助薬、緩和ケアの臨床倫理…などなど
特に、【小児の緩和ケア】については、学べる機会が少ないため、この日を楽しみにしていました。
小児の場合、疾患も様々ですし、体重も数kgから大人ほどの体重まで幅が広く、標準化は難しい。
特に、乳幼児の場合、代謝も大人とは異なるため、更に気を付けなければなりません。
また、お子さんの場合、痛みを正確に伝えることができなかったり、我慢してしまう傾向が強いということ。
たからこそ、私たちが気付いてあげなければなりません。
また、【鎮痛補助薬】については、自分の勉強が足りないと最近とても悩んでいます。
患者さま、特にがん患者さまは、痛みだけでなく、複数の苦痛症状を経験されています。
基本的な鎮痛剤で痛みや苦しみをコントロールできる方も多くいらっしゃいますが、それだけでは難しい『難治痛』を訴える患者さまに遭遇するケースがありました。
痛み止めを増量しても、痛みはとれなかったり、副作用が強くでてしまったり。
そういったときの補助薬の選び方や使い方、そして使用時の注意点など、学ぶことができました。
また、基本的な鎮痛剤で痛みのコントロールができている患者さまでも、数日後には不快な想いをされたりするケースもあります。
その時に、「気付いて、医師に提案したりできる、そんな薬剤師であってほしい」と演者の先生からの言葉が印象的でした。
今回のセミナーでは、【気付くことの大切さ】をはじめ、たくさんのことを学ばせてもらいました。
患者さま、そのご家族、そして地域の皆さまの頼れる薬局、薬剤師になるために、これからも日々研鑽を積んでいきたいと思います。
☆★☆ 一宮 新規オープン ☆★☆
本日、11月1日 一宮市に新たな店舗が新規オープンしました!
私たち『ファインメディカル』は、患者さまから
「この薬局で薬をもらいたい」
「この薬剤師と話がしたい」
「この薬局で相談したい」
そういっていただけることこそ、これからの地域医療に求められていることだと考えています。
なので、薬局の名前もそれに因んで
神山おくすり相談薬局
とネーミング♪
一宮は、モーニング発祥の地域。
喫茶店のように、気軽に立ち寄って、皆さんでワイワイ話せる、そんな店舗になれたらと考えています。
市販の薬やサプリメントなども充実しています。
まだまだ増えていく予定ですので、乞うご期待♪
初日にも関わらず、お隣の皮膚科さんの患者さまをはじめ、ご近所の皆さんがたくさんお見えになりました。
新たな出会いに嬉しい限り♥
スタッフ一同、がんばります!!
【神山おくすり相談薬局】
一宮市平和3丁目9-1
TEL:0586-85-6255 / FAX:0586-85-6155
災害薬事研修を受講して
東日本大震災
1995年の阪神淡路大震災、2004年の新潟県中越地震以来、観測史上3回目の最大震度7、マグニチュードMw9.0を観測しました。
この地震とそれに伴う津波、およびその後の余震は東北から関東にかけての東日本一帯に甚大な被害をもたらし、数多くの医療チームが被災者の救援に駆けつけました。
その中にも、薬剤師はいました。
もしかすると “災害時に真っ先に必要なのは、医師なのでは?” と感じるかもしれません。
確かに、災害によって怪我をした人、避難先での急病人に対応するためには医師が不可欠です。
しかし、慢性疾患を持っている避難者にとっては、薬剤師もまた、非常に重要性が高い人材といえます。
支援物資として贈られてきた医薬品を活用したり、服用薬を鑑定したりするためにも、薬剤師も不可欠な存在なのです。
その医療チームの一員になるために、災害時の対応などを学ぶ研修「災害薬事研修コース」を受講してきました。
災害時の心構えはもちろん、優先順位や対応などを丸1日をかけて学んできました。
また、薬事トリアージを行うにあたり、問診・フィジカルアセスメントなどを再度学びなおしました。
『薬事トリアージ』 とは・・・
災害時では
- 限られた薬剤量などの様々な制約がある状況で、できるだけ多くの傷病者の対応を行うために、傷病者の選別を行い薬剤処方における優先度を判断し、効率よく薬剤処方・投与を行う
- OTCで対応できる場合と、医師による診察が必要な場合を見分ける
というものです。
『薬事トリアージ』 という名前からすると、
災害時のみに薬剤師に求められることと想像してしまいそうですが、行うことは普段の薬剤師の業務と変わりはありません。
- 患者さんの具合が悪くなれば医師に診てもらう
- 処方せんなしで買える医薬品(OTC)で対応できるのであれば、それを勧める
日々の業務が、災害時にも役に立つ。だからこそ、日々勉強なのだと痛感しました。
愛知県をはじめ、東海地方はいつ地震がおきてもおかしくないところ。
だからこそ、もし地震がおきたとき、私たち町の薬局、薬剤師が地域の皆さんの頼れる存在になれるよう、こういった勉強もしっかり行っていきたいと思います!