先日、たまたま見たテレビ番組で「日本人の時間の正確さ」がとりあげられていました。会議が始まる時間、電車が到着して発車する時間など、外国と比べてもその正確さは随一だそうです。
しかし、わたしたち日本人、昔から時間に正確なわけではなかったようです。江戸時代までは、お寺の鐘の音で時間を知り、行動していました。そんな時間の意識なので、江戸時代の人びとの多くは、当時来日した欧米人から見ると「時間にルーズな人々」に見えたそうです。江戸時代末期、外国船との交渉が盛んになったことで、これではいけない!と日本人は初めて時間に対する緊張感を持ちました。それから徐々に、学校や軍隊などで時間の規律を教えられ、時間に対しての意識が日常生活に浸透していきました。そして今では、人も、鉄道も、時間通りに動くようになったのです。
ファインメディカルの9つの心得に「時間を守る」があります。私が入社してから早くも1年経ち、仕事をする上では1分を大切にしなくてはならないことを学びました。今一度、気を引き締めなければ、と思います。