年: 2017年
フィジカルアセスメント研修に参加しました!
先日、フィジカルアセスメントの研修に参加しました。
在宅医療に携わるようになり、外来以上に血圧や体温、そして時には聴診器をつかって患者さまの身体の中で薬がどのように効いているのかを確認する機会がふえてきました。
このように、問診・視診・触診・聴診・打診などを通して、実際に患者さまの身体に触れながら、症状の把握や異常の早期発見を行うことを【フィジカルアセスメント】といいます。
日本語では、「身体診察技法」ともいいます。「フィジカル(身体的な)」「アセスメント(情報を意図的に収集して判断する)」という言葉の意味をもっています。
???
薬剤師がフィジカルアセスメント??
残念なことに、まだまだ知られていないかもしれません。
薬剤師がフィジカルアセスメント を行う、つまり視診や聴診、触診などによって患者さんの全身状態を評価することは、副作用の防止や薬物療法の効果の判定に寄与することができると言われています。
副作用の早期発見・回避は患者さまの安全を確保するだけでなく、結果的に医師や看護師の業務軽減にもつながりま す。
また、フィジカルアセスメントの知識や技術を身につけることで医師や看護師と共通の情報を持つことができ、チーム医療により積極的に貢献することが可能となります。
これは、浮腫、いわゆる浮腫みの状況の見方です。
他にも、聴診器をつかった研修も行いました!
このphysiko(フィジコ)は、人の体の状態をPCで設定できるモデル人形で、“心臓の音” “呼吸の音” “腸の動く音”などを聴診器で実際に聞くことができるんです。
喘息の時の呼吸の音や心臓病の心臓の音などを再現できるので、とても勉強になりました。
一般的には、薬剤師が聴診器を持つ姿というのは浸透していないというのが現状。
しかし、薬剤師が聴診器を持ち、フィジカルアセスメントを行う有効性がもっと広まれば、近い将来「薬剤師と聴診器」が当たり前になっていくかもしれません。
そんな将来を目指し、もっともっと勉強しなければと思う1日でした。
ファインメディカルでは、在宅医療をうけている患者さまはもちろん、薬局にお越しいただいた患者さまにも、必要にあわせ、血圧測定などのフィジカルアセスメントをはじめ、多くのご相談を承っております。
ぜひ、近くにお越しの際は、私たちの薬局へお立ち寄りください。
進化します!!
こんにちは♪
ふれあい薬局 豊田宝町店(通称 宝町店)にも、電子薬歴を導入することになりました!
というのも…
宝町店は、豊田市を中心に在宅医療にも積極的に力をいれてる店舗。
在宅医療というのは…
通院することが難しい患者さまを対象に、ご自宅にお薬を届け、患者さまのご希望にあわせて、ご自宅でのお薬の管理方法や服薬方法をご提案します。
また、薬に関する悩みや不安、疑問などのご相談にもおこたえいたします。
まさに
会いにきてくれる、薬剤師
なのです!笑
電子薬歴の導入は、その在宅医療における業務の効率化を図る目的もあるのです。
在宅医療では、医師や看護師、ケアマネジャー、介護士をはじめとする訪問スタッフの皆さんと連携をとって、患者さまやご家族が安心して自宅療養できる環境をつくっています。
その連携をとるツールのひとつとしても活躍します!
在宅メンバーを含め、豊田宝町店のみなさん、真剣にメーカーの方の説明を聞いています。
進化した ふれあい薬局 豊田宝町店 に乞うご期待!!
認知症との向き合い方
こんにちは♪
梅雨はどこへいったのか?というような日差しがまぶしい今日この頃。
少し前になりますが、先日、豊田でイベントがありました。
お薬をお届けしているご施設さま
入口は、素敵なお花たちがお出迎えです♪
そして、この日は認知症の勉強会
『認知症』
誰でも、年齢とともに、もの覚えがわるくなったり、人の名前が思い出せなくなったりします。
こうした「もの忘れ」は脳の老化によるもの。
しかし、認知症は「老化によるもの忘れ」とは違います。
認知症は、いろいろな原因で脳の細胞が壊れたり、働きが悪くなってしまう病気。
認知症が進むと、だんだんと理解する力や判断する力がなくなって、普段の生活に支障が出てくるようになってしまいます。
認知症を患う人の数は、2025年には700万人を超えるとの推計値が発表されています。
これは、65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算。
高齢化社会の進展とともに今後も増え続けるであろう認知症と、うまく付き合うための10のコツを教えてもらいました。
以前、参加した学会で、ある先生がおっしゃっていました。
認知症と診断されたら、ご家族はもちろん、医師や薬剤師、看護師、ケアマネジャーなどその方に関わる方全員が【覚悟】をもつこと
認知症は、急変することもあり、また、今はまだ治せない病気と言われています。
認知症の治療として使われる薬は、進行を遅らせる薬。
完全に治すというのは、今はまだ難しいのです。
その遅らせた時間で、どのように生きたいのか、『生き方』について、是非とも皆さんで話し合ってほしいと思います。
本人にとっては、自分らしく生きる、全うするための必要な時間
家族にとっては、看取りのための準備期間
そして、患者さまに関わる周囲の方々にとっても、同じように看取りのための準備期間
私たちファインメディカルでは、お薬のことはもちろん、認知症をはじめとする病気のこと、そして生活や身体の悩みや不安、介護のちょっとした心配事など、 地域の方々の困り事を気軽に相談できる薬局を目指しています。
何かお困りなこと、ご不安なことなどございましたら、是非ともご相談ください。
日本在宅医学会大会に参加します
平成29年6月17日から18日の2日間 名古屋国際会議場にて行われます「日本在宅医学会大会」に株式会社ファインメディカルはブースを出展致します。
ある日の茶屋ヶ坂店・・・
今日は久しぶりに、茶屋ヶ坂店での勤務
茶屋が坂店は、薬局のまわりにクリニックがある、通称『ビレッジ型』の店舗
整形外科、小児科、児童精神科・精神科の3クリニックが隣接しています
また、地下鉄茶屋ヶ坂駅からも数分の距離にあり、市販薬をはじめ多くの商品も取り扱っています
最近では、化粧品やコラーゲンなど美容関係の商品も登場♪
POPやラッピング、レイアウトも自分たちで考えて作り上げていきます
そんな茶屋ヶ坂店は、少し前から新しいシステムを導入しています
久しぶりに茶屋ヶ坂店に勤務する薬剤師のFさん、その使い方を教えてもらっています
複数店舗で活躍している事務のNさんに
こういうときはどうしたらいいの?
これって何??
なんて次から次へと質問が…そんな微笑ましい姿のおふたりなのでした♪
入社して1か月が経ちました
4月より入社した新入社員の皆さんは、新入社員研修の真っ最中♪
入社から1か月が経ち、実際に患者さまと会話をしていただく機会も多くなってきました。
最初は処方箋をもらうのにも、緊張…
それが今では患者さまにお薬のお話しをしています。
緊張している様子が伝わってきますね。
そばについている先輩薬剤師も、新入社員と同じくらいドキドキ♥♥♥
どうお話しすれば、
患者さまに適切に伝わるのか?
安心して薬を飲んでもらえるのか?
など、「伝える力」を学んでいきます。
そして、一番大切なのは
どうすれば、患者さまと信頼関係をつくることができるのか?
先輩薬剤師とともにそういったことも話し合います。
次に、患者さまにお薬のお話しができた後は、薬歴の書き方です。
薬歴とは、薬剤服用歴管理記録簿のことで、患者さまが服用している薬の記録をしたもの。
患者さまにお薬をお渡しした後に、毎回記録します。
そして、薬剤師は調剤を行う際に、この記録と照らし合わせてチェックを行う、重要な記録です。
今までは座学であったり、調剤室の中での作業が多かった新入社員の皆さん、
パソコンの前で、見慣れない画面とにらめっこ中
そんな一生懸命に取り組んでいる姿をみていると
私たち先輩社員も「もっともっと頑張らないと!」とパワーをもらえます。
彼らがどんな素敵な薬剤師になるのか、とても楽しみです
がんばれ!新入社員!!