2017.07.07 調剤薬局

認知症との向き合い方

こんにちは♪

梅雨はどこへいったのか?というような日差しがまぶしい今日この頃。

少し前になりますが、先日、豊田でイベントがありました。

お薬をお届けしているご施設さま

入口は、素敵なお花たちがお出迎えです♪

 

そして、この日は認知症の勉強会

 

 

『認知症』

誰でも、年齢とともに、もの覚えがわるくなったり、人の名前が思い出せなくなったりします。

こうした「もの忘れ」は脳の老化によるもの。

しかし、認知症は「老化によるもの忘れ」とは違います。

認知症は、いろいろな原因で脳の細胞が壊れたり、働きが悪くなってしまう病気。

認知症が進むと、だんだんと理解する力や判断する力がなくなって、普段の生活に支障が出てくるようになってしまいます。

認知症を患う人の数は、2025年には700万人を超えるとの推計値が発表されています。

これは、65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症に罹患する計算。

高齢化社会の進展とともに今後も増え続けるであろう認知症と、うまく付き合うための10のコツを教えてもらいました。

 

 

以前、参加した学会で、ある先生がおっしゃっていました。

認知症と診断されたら、ご家族はもちろん、医師や薬剤師、看護師、ケアマネジャーなどその方に関わる方全員が【覚悟】をもつこと

 

認知症は、急変することもあり、また、今はまだ治せない病気と言われています。

認知症の治療として使われる薬は、進行を遅らせる薬。

完全に治すというのは、今はまだ難しいのです。

その遅らせた時間で、どのように生きたいのか、『生き方』について、是非とも皆さんで話し合ってほしいと思います。

本人にとっては、自分らしく生きる、全うするための必要な時間

家族にとっては、看取りのための準備期間

そして、患者さまに関わる周囲の方々にとっても、同じように看取りのための準備期間

 

私たちファインメディカルでは、お薬のことはもちろん、認知症をはじめとする病気のこと、そして生活や身体の悩みや不安、介護のちょっとした心配事など、 地域の方々の困り事を気軽に相談できる薬局を目指しています。

何かお困りなこと、ご不安なことなどございましたら、是非ともご相談ください。